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大学受験に求められる英語力

 最近、小学生で英語コース(SET for 元kids)を受講する方が増えております。 私が子どもだった頃は、「中学1年生から英語の勉強が始まるよ!」という時代でしたので、本当に時代は変わったなあと痛感しています。 英語の学習を始める年齢が下がってきているのに対し、大学受験で求められる英語力は上がってきています。 大学受験を目指す場合、英検2級・準1級レベルが必要になってきます。 以前との大きな違いは英作文の有無です。 例えば2級の英作文では、以下のようなテーマについて 80語~100語 で意見を述べなければなりません。(出典: 英検公式ホームページ  2024年度第3回 2級) Some people choose to work for companies that create environmentally friendly products and services. Do you think the number of such people will increase in the future? POINTS: Careers / Demand / Motivation (日本語訳:環境に優しい製品やサービスを作る企業で働くことを選ぶ人もいます。今後、そうした人々の数は増えると思いますか?) 英検の公式模範解答は以下の通りです。 I think so. First, people who work in these companies can expect to earn a steady income. Demand for environmentally friendly products is growing, and some companies are performing well. Second, people can take pride in their work. This is because working for a company that provides environmentally friendly products and services gives people the feeling that they can contribute to society. Therefore, I think th...

読解力と体験

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8月に入り、夏休みも折り返し地点に差し掛かろうとしていますね🌞 今回は、「読解力と体験」についてのお話を書こうと思います☺ 国語の文章読解力を高めるためには様々なことをする必要があります。 一般的に、読解力(国語力)の基礎が作られるのは、幼児期~小学生頃と言われています。 中高生は、読解力を高めていく時期だと言えます。 ですから特に小学生は、すべての教科学習の土台となる国語力を高める上でとても大事な時期だと私は考えています。 国語の読解力を高めるためにすべきことは、勉強という観点から考えると以下のようなことが挙げられます。 ・語彙力を高めること ・本を読むこと ・辞書を引いて調べること ・要約し、アウトプットすること ・読書記録をつけること これら一般的に言われているもの以外で、私が最近特に感じているのが 「体験の重要性」 です。 国語の文章では、様々な内容のものが登場します。 例えば、文章の中にプラネタリウムに関する内容が登場するとします。 もしプラネタリウムに行ったことがあれば、「こんなところだったな」と自分の体験と結びつけながら読み進めることができるので、イメージがしやすいです。 逆にプラネタリウムに行ったことがなければ、「プラネタリウムはどんなところなのか」ということから完全に自分のイメージを作りながら読む必要があり、これは非常に負荷が高いです。 負荷が高ければ高いほど、文章を読むことそのものが大変になるため、嫌になってしまいます。 しかし、自分にベースとなる「体験」があれば、自分の体験と結びつけながら楽しく読むことができるため、読むことそのもののハードルが自然と下がるのです。 ですから、時間のある夏休みに、普段しないことに色々チャレンジしてみてほしいと思います✨ ・図書館に行ってみる ・自分が「おもしろそう!」と思った本を読んでみる ・博物館、美術館などに行ってみる ・山、海、川などに行ってみる(必ず大人と一緒に、安全第一で!) ・サイクリングやバドミントンなど、スポーツをしてみる ・プラネタリウムに行ってみる ・将棋にチャレンジしてみる などはいかがでしょうか😄 世の中には面白いことが本当にたくさんあるので、「やりたい!」と思ったものからやってみると良いと思います☺ 体験することは、思考力を鍛えるベースとなります。 テストの点という観点で考えれば即効...

定期考査2日目

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  中学生は現在、1学期期末試験の真っ最中です☺ 中1にとっては、初めての定期考査です。 教科数も多く、3日間にわたって行われる試験は、大変ではありますが、数ヶ月学習した内容を復習するとても良い機会でもあります。 進学塾 元斗では、「試験前、毎日塾に勉強しに来ていいよ~」と声をかけています。 強制はしていないのですが、非常に多くの生徒さんが授業時間外にも来て、自主的に勉強しています😄 毎度のように毎日コンスタントに塾に来て勉強している生徒さんは、やはり毎回点数も安定しています。 こうなると大きく崩れて大失敗することがほぼなくなってきます。理想の状態です。 コンスタントにやっていることで、「何が危険か」「どの教科が危ないか」を自分で適確に判断できます。事前に危険度を察知できるので、対策も打てるのです。 そしてこの力は、いずれ大学入試の際にも役立つことになります☺ コツコツ続けることは、それ自体が物凄い力です✨ また、今回は中学2年生が特によく頑張っています‼ ほとんどの生徒さんが、ほぼ毎日塾に来て勉強しています。来る回数が以前に比べて明らかに増え、今回からほぼ毎日来るようになった子もいます。 このような変化は本当に大事なことで、素晴らしいと思います✨ テストは、最終的に点数が出て他人と比べられるものではあるのですが、その前に大前提として一番大事なことは、「昨日の自分を超えること」、これではないかと思います。(この言葉は、確かイチローさんが言っていたでしょうか。) 少しずつ成長し、今までできなかったことができるようになっていく。 これを継続し、繰り返すことで点数も上がっていきます。 人間ですからどうしてもすぐに結果が欲しくなりますが、焦りは禁物です。問題や学習内容が難しくなっている今はなおのこと、点数は取りにくくなっています。 しかし、もしすぐに結果が現れなくても「ダメだー」と思わずに、努力を続けることでいずれ結果は現れます。 毎度のように言ってる気がしますが、「継続は力なり」です! 生徒の皆さんが良き方向へ進めるよう、進学塾 元斗は全力でサポート致します‼💪

各学年の元斗での取り組み

あっという間に5月になりました。 新年度になり、新しく一緒に勉強することになった元斗生も増えました!😄 今回は、春休み~4月にかけての進学塾 元斗の取り組みなどをご紹介したいと思います✨ まずは小学生からいきます☺ 小学生は、国語・算数の基礎力を身につけるための授業を行っています。(英語の先取りとして英検対策のSET for 元kidsを受けている生徒さんも多くいらっしゃいます!) また、授業の中で、作文を書く練習を毎週行います。 今年度から高学年は、毎月の月例テストに作文を組み込みました。 入試に記述式問題が増えてきているため、小学生のうちから、高校・大学入試を意識して作文力を鍛えておくことはとても大事だと考えています。 次に、中学生・高校生ですが、「春休み単語コンクール」を行いました。 中学生は今まで学習した基本単語を書けるように、また高校生は使っている単語帳の中から範囲を決めてランダム出題の単語テストを行いました。 長期休暇中は今まで学習したことを定着させる良い機会です。 勉強は、この「新しいことを学ぶ→定着させる」というサイクルがとても重要です‼ ですから定期考査も、この「定着させる」という目的で非常に大事なものです。 新中学1年生は、春休みから中学内容の先取りを行っています。 6月には、定期考査というものを初めて経験しますね。 どう勉強すれば良いのか、どんな対策を取れば良いのかは、進学塾 元斗の先生たちがしっかり教えますので安心してください💪 テストへの心構えや勉強方法を丁寧に教えます☺ 新高校1年生は、学校には慣れましたでしょうか? 春休みの間に数英先取り授業を行っていましたので、早くも何人かから「やっといて良かった~」という声を頂いております。 何事も、前もっての準備が肝心ですからね👍 各学年とも様々な形で日々学力向上を目指しております。 勉強は、日々継続することがとても大事です。 まずは最初の目標、定期考査に向けて頑張っていきましょう‼😄

2025年度の入試が終了しました

 高校・大学・専門学校入試の結果が出そろいました。 皆さん、合格おめでとうございます‼😄🌸 一覧は ホームページ 、またはこのページの一番下に載せております。 今年もまた、受験に向かう中で様々なことがありました。 多くの生徒にとって、高校受験は人生で初めて経験する受験です。 そして大学受験は、高校受験よりも圧倒的に難しく、受験までの道のりは非常に大変であることがほとんどです。 不安に押しつぶされそうになったり、勉強が嫌になったこともあるかもしれません。 しかし、それらを乗り越えたことは、結果以上の財産を手に入れたも同じだと私は思っています。 勉強によって得られるものは学力だけではなく、「自分の定めた目標に向かって努力する」という大切な姿勢も身につけられます。 また、模試の結果などを通して、「成績が上がった!」という達成感や「下がった…このままじゃダメだ」と失敗することも、次にしっかり繋げられれば、全ての経験がこれ以上ない程の成長の糧となります。 努力の姿勢が一度身につき、それが習慣となれば、受験後も、さらに言えば一生その人は成長を続けることができます。 これは受験のもたらす大きな副産物です。 1つの受験が終われば、また次の受験がやって来ます。 新高校1年生は、既に大学受験に向けて、高校内容の先取りをどんどん進めています。 新高校2・3年生は、英単語コンクール・ブロードバンド予備校・土曜英語コースなど、盛りだくさんで大学受験への対策に邁進しております。 新中学1年生は既に中学の内容を先取り学習中です。 新中学2・3年生は春期講習会で今までの総復習をしつつ、こちらも英単語コンクールに向け頑張っています✨ 小学生も勉強の仕方がどんどん身についてきております。「先生、ノート見てください!」と自ら見せに来る子もいます。頼もしい限りですね☺ また今年度も進学塾 元斗は、生徒のみなさんが「受験」という大きな山を乗り越え、未来へと進んでいくお手伝いを全力でさせて頂きたいと考えております(^^) 2025年度も、どうぞよろしくお願いいたします‼ 🌸2025年度 合格実績🌸 【大学入試・専門学校】 Nさん 長崎大学 経済学部 Tさん 長崎県立大学 経営学部 国際経営学科 Mくん 日本大学 生物資源学部 動物学科 Mくん 近畿大学 農学部 環境管理学科 Tさん 近畿大学 ...

新しいことを学ぶ過程

少し前の話になりますが、私は人生で初めて、本気でUFOキャッチャーに挑戦してみました。 なぜいきなりUFOキャッチャーかといいますと、定期テストで自己ベストの得点と順位を更新し続けている生徒がおり、「何かご褒美にUFOキャッチャーで取ってきてあげよう!」という話になったのです☺ これまで私はUFOキャッチャーどころかゲームセンターに立ち寄ったこともほとんどなく、「あれは取れないようにしてあるんだ。絶対に無理だ(お金の無駄だ)」とずっと思っていました。 たくさん取っている人を見て、なんでだろう~とずっと思っていました(ちなみに塾長も得意です)。 結論から言いますと、今回やってみたら、取れたのです!! その時私は、自分の思い込みに気づきました。 ①UFOキャッチャーは絶対取れない ②取れる人は、2~3回で取れている ③取れる人は、元々センスが良い 全部違いました😅 取れないのだと勝手に決めつけて、表面しか見ていなかったことを反省しました。 今回私はUFOキャッチャーの景品を取るという経験を通して、「新しいことを学ぶとはどういうことか」ということを、本当にゼロベースで体験しましたので、これを勉強にも当てはめながら書いてみようと思います。 今回の記事はちょっと長くなります。 まず、UFOキャッチャーに挑戦するにあたって、塾長から事前にアドバイスを受けました。 内容は「景品の形、重心、アームの強弱、アームの形などを確認すること」と、「上手い人が出している動画を見ること」でした。 塾長曰く、クレーンゲームは物理学で考えたら取れるということです。 このアドバイスを受け、私の家のすぐ近くのゲームセンターへ、とりあえず下見に行きました。 目的の景品がバッチリあることを確認し、景品とアームなどの写真を撮り、その日は全くお金を使わずに家に帰りました。 その日の夜、写真のアーム・景品の形と似ているものを取っている動画を探し、20回くらい見ながらイメージトレーニングしました。(おそらく、この動画を徹底的に見てイメージトレーニングまで行ったことが、成功のポイントだったように思います。) 次の日、ゲームセンターに行き、実際にやってみました。 前日のイメージトレーニングの時に、「動画の通りにならない可能性が高い」と考え、失敗した場合のリカバリー方法まで事前に考えておいたので、迷いなくアームを動か...

あけましておめでとうございます

旧年中は大変お世話になりました😊 ひたすら勉強について考え、動き続けた2024年でした。 2025年もさらにパワーアップすべく、またたくさん考え実行していく1年にします。 2025年も、進学塾 元斗は全力で成績アップを目指します。 簡潔ではございますが、新年のご挨拶とさせていただきます。 今年もどうぞよろしくお願い致します!😊     進学塾 元斗     門田 麻衣子