読解力と体験
8月に入り、夏休みも折り返し地点に差し掛かろうとしていますね🌞
今回は、「読解力と体験」についてのお話を書こうと思います☺
国語の文章読解力を高めるためには様々なことをする必要があります。
一般的に、読解力(国語力)の基礎が作られるのは、幼児期~小学生頃と言われています。
中高生は、読解力を高めていく時期だと言えます。
ですから特に小学生は、すべての教科学習の土台となる国語力を高める上でとても大事な時期だと私は考えています。
国語の読解力を高めるためにすべきことは、勉強という観点から考えると以下のようなことが挙げられます。
・語彙力を高めること
・本を読むこと
・辞書を引いて調べること
・要約し、アウトプットすること
・読書記録をつけること
これら一般的に言われているもの以外で、私が最近特に感じているのが「体験の重要性」です。
国語の文章では、様々な内容のものが登場します。
例えば、文章の中にプラネタリウムに関する内容が登場するとします。
もしプラネタリウムに行ったことがあれば、「こんなところだったな」と自分の体験と結びつけながら読み進めることができるので、イメージがしやすいです。
逆にプラネタリウムに行ったことがなければ、「プラネタリウムはどんなところなのか」ということから完全に自分のイメージを作りながら読む必要があり、これは非常に負荷が高いです。
負荷が高ければ高いほど、文章を読むことそのものが大変になるため、嫌になってしまいます。
しかし、自分にベースとなる「体験」があれば、自分の体験と結びつけながら楽しく読むことができるため、読むことそのもののハードルが自然と下がるのです。
ですから、時間のある夏休みに、普段しないことに色々チャレンジしてみてほしいと思います✨
・図書館に行ってみる
・自分が「おもしろそう!」と思った本を読んでみる
・博物館、美術館などに行ってみる
・山、海、川などに行ってみる(必ず大人と一緒に、安全第一で!)
・サイクリングやバドミントンなど、スポーツをしてみる
・プラネタリウムに行ってみる
・将棋にチャレンジしてみる
などはいかがでしょうか😄
世の中には面白いことが本当にたくさんあるので、「やりたい!」と思ったものからやってみると良いと思います☺
体験することは、思考力を鍛えるベースとなります。
テストの点という観点で考えれば即効性はないかもしれませんが、体験の勉強におけるメリットはとても多いです。
新たなことにチャレンジする際の前向きな姿勢も体験によって育ちます。「新たなことを学ぶのは面白い」という記憶が残れば、勉強で新たな知識を学ぶことにも前向きになれます。
また、理科や社会などの勉強をする際に「ああ、あれか!」という体験があることで、世の中と目の前の勉強が実はつながっているのだと気付くきっかけにもなります。
このように、体験には多くのメリットがあるので、時間の取れる夏休みに是非いろいろなことにチャレンジしてみてほしいと思います!☺
(暑いので、外出の際は熱中症にくれぐれもご注意を!🥤)
コメント
コメントを投稿